HOME > 【Event Report】
GroovMix ROOKIE BATTLE for FSBP in JAPAN

【Event Report】
GroovMix ROOKIE BATTLE for FSBP in JAPAN

GroovMix ROOKIE BATTLE for FSBP in JAPAN集合写真

昨年に続き、3回目のルーキーバトルが閉幕しました。

珍しく帰り道に書き始め、(このまま書き切れれば)多分過去最速のアフターレポート!頑張ります!

※結果1週間が経ちました

Battle Result

■優勝 Rikuto ( @baller_r.i )

■準優勝 cela ( @richatonjap )

■Judge賞 

kengo→ Lytto ( @lytto_9808 )

yu-ya→ RIKU ( @riku_fsb )

 

バトル全体を振り返って

今回のエントリーは12名。前回までと比べるとやや減少傾向にあるかなあという感じでしたが、初戦からしっかり作り込んできたプレイヤーが多かったのが印象的でした。

for FSBP in JAPAN ということで、出場してくれたルーキー達は普段以上に思い入れを持っていたプレイヤーが多かったのかもしれないですね。

どちらかと言えば「バトルなんて末恐ろしい…」と思っている私からしたら、初めて3年で「中国に行きたい!!」と高いモチベーションを持って努力している全プレイヤーに脱帽です。

メニ島(※1)とか言う地球外の島情報によれば、1日5時間ボール触るフィメールボーラーがいるんだそうで、私も1日10分くらいは毎日頑張ろうと思います。
※1:ナニソレって方は詳細をKFBCオーガナイザーへお問い合わせください

さっきも書いた通り、初戦からしっかり流れを作ってきたプレイヤーがたくさんいました。
頭真っ白になって不完全燃焼ってタイプのバトルはなかったんじゃないかなと思います。

そんな今回の勝敗を分けた重要キーワードは、ずばり”安定感”かなと。
毎回kengoくんが最後に話してくれる内容がすごく好きなんですが、今回は「どっちが勝つかで勝敗が決まるんじゃなくて、どっちが負けたかで決まった勝負が多かった」とのこと。

ポジティブな感じじゃないけど、確かにマイク越しに「惜しい〜」と声をあげてしまった場面がちらほら思い返せます。

ボーラーそれぞれ、技のレベルが1〜10まであるとして、10のレベルの技にチャレンジしても、決めきれなければ評価はしてもらえないんですよね…オーディエンスはまだその熱で沸けるんだけどね。

安定感といえば、今回のイベントでは、バトル終了後にkengo&yu-yaのワークショップがありました。
私もボーラーの端くれなので、こっそり混ざって参加させてもらいました。

追ってコラムを書くかもしれない気がしなくはないので、ざっくりとしか触れませんが、
ジャッジの2人にとっては基礎のフローらしいけど、参加者でシルエット含め完コピできたプレイヤーいなかったんじゃないか…ってほどに難しかったです。
若手の最前線とはこんなにも基礎が違うか…って、分かってても愕然としました。

バトルする上で、「自分らしさ」は大事だけど、土台とらしさが掛け合わさって、ようやく勝てるようになるんだなって改めて思います。
日々の積み重ねが大事なのは、どの世界でも共通なご様子…生きるのって大変ね。

ちょっと脱線しましたが、準決勝以降勝ち進んだプレイヤーたちは、基礎を持ちつつ「自分の色」をうまく表現できてたかなと思います。
準決までで特に印象に残ってるのは、Lyttoのバチバチな表情(動画楽しみ)と、RIKU vs TAKUMI戦。

RIKUといえば、ルーキーバトルの第一回優勝者で、彼の持ち技といえば「チェアー」
タクミがまさかのチェアーでRIKUを煽って、3倍返しを食らったんですけど…普通に倍返しじゃなくて、3倍返しをしっかり決めてくるあたり、準決勝以降に上がったプレイヤーは、基礎とか自分のスタイルとかを一定レベル獲得していて、その上でバトルっていう非日常の状況下で、「いつも通り」にできる範囲が他の8人より抜きん出てたんだなと思います。

さて、準決勝以降は正直誰が勝ってもおかしくなかったんじゃないかという投げやりな感想です。
ネガティブな意味じゃなくて、全員本編に来てもしっかりかましてくれるだろう4人で、勝敗は誰が致命的なミスをしなかったか…っていう点が一番大きく影響した気がしました。
最年少の申年少年Rikutoが2連覇したってことは、彼は普段長崎でバリバリバトル意識のハイレベルな練習をしてるってことなんでしょう。

どれだけ緊張したって、アームロールは目瞑ってできるわ!っていうレベルをどこまで上げて行けるかで、少なくともルーキーバトルはグッと勝利に近づくものだと思います。
そこで培った土台をもとに2年後3年後、本編でベテランを脅かす存在になってくれれば、そんなに嬉しいことはありません。

直近でいえば、優勝者のRikutoには4月のFSBP in JAPANのルーキー予選のシード権が授与されました。GroovMix期待のホープとしてバッチリかましてくれることを祈っています!

さて、連休前にどうにか書き終えました。1日で書いてやろうとか甘かったわ…
毎回思うけお終わり方が難しいんで、着地点がアンバランスなのはご容赦ください。

明日からは関西が賑やかな感じになりそうですね。
私も定時に会社飛び出してボール持って新幹線に飛び乗りました。
ということで、これからも楽しくフリースタイルバスケと関わっていけたら嬉しいなと思ってます。
3連休、皆さんも楽しいボーラーライフを!

 

Writer: ruri(↗︎@lapis_ruri.k