それではスタートしていきましょう。

名場面・珍場面コラム。

まずは回ごとに印象に残ったバトルを見せていけたらと思っています。

今でこそ Tip Off、Half Time、Buzzerbeater が定着しましたが、
実は第1回はサブタイトルが全くついていないそんなスタート。

サイパン帰りの相方から”なんか面白いフリースタイルバスケのイベントしようぜええ”
なんてラインが来たのが10月終わり、企画を立てたのは11月終わり。

なんちゅう突貫工事。

そんなこんなで、始まったGroovMix vol.1。

今でこそ Tip Off、Half Time、Buzzer beater が定着(?) しましたが、
実は第1回はサブタイトルが全くついていないそんなスタート。

蓋を開けてみると

ryuu,MA-YA,ko-ta,yu-ji,じゅんぺー

当時から頭角を現し、

今では人気・有名プレイヤーとなっているか彼らが出場しておりました。

そしてこれが今や界隈の中でもすっかり馴染んできたGANBO陣の初々しいバトル参戦でもありました。

この大会の中で一番心に残ったシーンってなんだろう…って考えたんですよ。

そうなったときに…DJとバーの人が胸倉をつk…ではなく!

このバトルかな…と思いました。

Yu-ji vs k-go

そうこの二人。安定感のあるハンドリングとフローにちりばめられた巧みな小技で関西・四国で着実に結果を残してきたYujiと、
全てが博打、メイクよりミスのが圧倒的多さを誇るk-goの1戦でした。

同年代でありながら、真逆といってもいいスタイル、そして真逆といってもいい経歴の二人の対戦。

個人的にYujiが勝つ展開だと思っていました。

ただそこで一筋縄ではいかせないのが、立川が生んだファンタジスタKeigooooouというわけでこちらの一戦をご覧ください。

皆さんおわかりでしょうか。。。

k-goの首・手首でひかっていたアレ。

その正体。。

居酒屋・薄利多賣半兵ヱのオリジナルカクテルメニュー”ひみつのあっこちゃん”を頼むと

はいってるおまけです。

あいつあのお酒3杯も飲んだのか。。

これを身にまとい、2回転ボディロールをほぼ実践で初めて決めたときの会場のボルテージは最高潮でした。

この試合、意図せずなのか、DJクロちゃんは1曲目は、Yujiのレペゼンと同じ、
関西のhiphopグループの韻踏合組合の有名曲である”一網打尽”。

そして、2曲目は獅蹄がショーケースで使用していた”HYPE”。

東京のバトルでも、ホームである関西の曲に1曲目から気持ちよく、
リリックにも合わせて会場の期待に応えていくあたりYujiは流石でした。

そしてそこからの2曲目k-goの巻き返し劇。
誰もが確信したYuji優勢の空気を振り出しに戻した瞬間でした。

しかしk-goおせおせモードの中、最後に残していた隠し技、”ズボンの紐ひっぱったらズボンが脱げる”細工が不発。

(夜なべしてつくってきたらしい)

この間合いを読んだYujiがそのままこの試合をもっていったのでした。

普通にこれ若手だったらk-goの勢いで負けてたことなんて全然ある試合でした。

ただその穴を見逃さずに笑いに変え、冷静な試合運びをしたベテランなスキルと関西人ならではのノリがあったからだと感じております。

イベントタイトルにもなっていますが、それぞれの生み出す”Groove=一種の高揚感、うねり”

が混ざり合ったら化学反応が起きるのではないか、今まで見たことないものが見れるのではないか。

そんな気持ちでイベントの運営、コンテンツを練っております。

それに応えるようにプレイヤーが暴れてくれるというのは、運営冥利に尽きるのです。

今年のGroovMixから一発逆転のオーディション制度を導入。

初登場でも、これまでが冴えなくても、女でも、子供でも、その場の30秒空気をつかんだ奴が勝ち上れるそんな形式。

恐れることなく、是非自分の武器を磨き上げ挑みに来てほしいです!

こんな感じで名場面なのか珍場面なのかギリギリなものからスタートしましたがいかがでしたでしょうか?

このような形で気ままにあげていきますので、どうぞよろしくお願いします!

Writer: ema(↗︎@ema0619