GroovMixの今年からの新しい試み、歴3年以内のフリースタイルバスケットボール1on1バトル、GroovMix for ROOKIES。
年3回でも今のフリースタイルバスケットボールシーンにおいては頻度の高い定期イベントなのに、なぜルーキーバトルも開催するに至ったか。そんなお話を少しだけここに書いていきます。
まずオーガナイザーemaは制限つきバトルというものがあまり好きではありません。(IFBC主催した人間とは思えない発言ですが)
自分自身の性格もあってか、年齢・性別の枠を超えて運動能力だけでなく、発想・表現というクリエイティブな部分が勝敗に大きく関わることに非常に魅力的に感じてました。
だからどうしても制限をつける大会に窮屈さを感じていたのです。
そのため私が開催する大会には
”誰でも参加できる”
”気兼ねなく参加できる”
”参加したら成長する、楽しめる”
この3つを意識したコンテンツつくりを意識してきました。(達成されていない部分も多々ありますが。。。)
そんな想いを込めて作り始めたGroovMix。最初は全く勝てなかった選手も回が進むにつれて上位に食い込む姿に長友の涙腺崩壊形態”エモさん”が何度も出現してきました。熱い想いをぶつけてくれるプライヤーも沢山出てきました。
”これからも彼らと一緒にもっと成長していきたい”
そんな気持ちが継続の原動力にもなってます。ありがたいことに実力派プレーヤーの参加も多くなってきました。
しかしそれに伴ってここ最近始めたばかりのプレイヤーにとって勢いで出るにはハードルの高い大会になってきているようです。
このギャップに悩み続けました。
”自分がやりたかった若手も出やすい大会”
”ハイレベルで見応えのある大会”
どちらをとればいいのか。
”自分にしか出来ないことって何だろう”と考え続けました。
その結果、行き着いた答えが…
”どっちもやればええやん”
サークルからふんわり始まったフリースタイルバスケットボール人生
若手とトップに挟まれた”26歳”という中途半端な中堅世代
今定期で開催されている関東の唯一のバトルイベントの運営
この立場から
出来ないやつの気持ちも
上に這い上がりたい気持ちも
全て汲み取って
フリースタイルバスケットボールのシーンを盛り上げようと決意しました。
そのためこのルーキーコンテンツではMC、DJ、ジャッジもルーキーなプレーヤーを召集しました。
どんな文化の発展においても語り部、裏方は必要な存在です。
このイベントを通して、まずはグルーブミックスに関わるメンバーから育てていきたいと思ってます。自分も含め。
だからこの記事をみたひよっこボーラーたちは
”自分なんて下手だから”
”自分なんてまだ早い”
その言葉は一旦心の中から払拭して下さい。
私の大好きなダンサーの一人の言葉を引用しますが、勝ち負けも大事かもしれませんが、それ以前にたった1人で30秒間人前に立って表現する経験値を得ることが大事だと思います。
それは一人で何年練習しようが得られないし、ショーでは感じられない悔しさや喜びがあります。
この for ROOKIESからいつか、今勢いのある若手層、なんならトップ層を脅かすプレイヤー新たな試みに挑戦するプレイヤー、数年後フリースタイルバスケの話を肴に一緒に飲み明かしてくれるプレイヤーが現れてくれたら嬉しいです。
一同、皆様のエントリーを心よりお待ちしております。
Writer:ema(↗︎@ema0619)